フィンランドで犬を迎えるまで

2025 March 9

2021年のことなので少しあやふやになっていることもあるかもしれませんが、もちを迎えるまでの情報を記録としてまとめておきたいと思います。

フィンランドはドッグフレンドリー

フィンランドでは犬を飼っている人がとても多いうえに、時々猫を散歩している人も見かけます。

ちなみに2023年のケンネル協会(Kennelliitto)による調査によると人気の犬種は以下となっています。
1位 ラブラドルレトリバー
2位 ゴールデンレトリバー
3位 シェットランド・シープドッグ
続きが気になる方はケンネル協会のウェブサイトへ。

普段生活していても、バス、地下鉄などの交通機関で犬を見かけることが多く、近所にはドッグパークもたくさんあり犬を飼う人にとっては住みやすい環境だと思います。

ブリーダーさんの探し方

2020年頃から本格的に犬を飼うことを検討しはじめました。花粉アレルギーがひどいので毛の抜けにくい犬種、そしてアパートに住んでいるため小型犬がいいなと思っていたのでプードルのブリーダーの情報を集めることにしました。

ウェブサイトに子犬が生まれたブリーダーの情報が載っているのですが、プードルは人気があるためか、すでに家が決まっている子犬しかいませんでした。ブリーダーのリストはほかのウェブサイトかフェイスブックから入手して、連絡できるところはすべてしましたが、予約制度はとっていない、または、ショードッグに育てる家庭のみ受け付けているといった返事が多かったです。

上記のウェブサイトに様々な犬種が載っているのでプードル以外にアレルギーを持った人におすすめの犬種を探しているとビションフリーゼを見つけました。そこからはインスタグラムでビションフリーゼを飼っている方々の投稿をチェックしてどういったケアが必要か、どのような性格かといった情報を得ながらこちらも同じようにメールをブリーダーさんに送る日々を過ごしていました。しかし、子犬には巡り合えないまま半年以上が経っていました。

一旦子犬探しを中断していたときにちょうど電話がかかってきました!
ビションフリーゼの子犬が産まれたから興味があるかどうかいう内容でした。そういえばメールで、子犬が産まれるかもしれないという返事がブリーダーさんから来ており、連絡先を保管してもらっていたのを思い出しました。

生まれて2週間の子犬と初対面

連絡がきたブリーダーさんはちょうどヘルシンキ首都圏にあったので、約束の日に会いにいきました。メス1匹は引き取り先が決まっており、オスの2匹のどちらか選べますよとのこと。またそこでなぜビションフリーゼを飼いたいのか、犬を飼ったことがあるのかなど面接のような会話が始まりました。ブリーダーさんと会ったことで信頼できる人か、相手方も大事な子犬の行先に問題がないか、お互いに判断できるので契約前に聞きたいことを話せる場があってよかったなと思います。その後契約書を交わし、振り込みも済ませて、8週間目に引き取ることが決まりました。

ブリーダーさんからは名前は決まったかと早めの段階に聞かれ、決まったあとはその名前で呼んでくれていました。初めは白い食べ物の名前を日本語とフィンランド語両方で考えており、とうふもいいかなと思っていましたが、もちがしっくりきたのでもちにしました。